Friday, December 16, 2011

阪急電車 片道15分の奇跡

この映画が公開しだした頃、友達がすごく興味があるってゆってた。
私がその頃は大して興味が湧かなかったんだけど、、、レンタルで見かけて、なんだか惹かれちゃった。

阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]
中谷美紀 (出演), 戸田恵梨香 (出演), 三宅喜重 (監督)


なんだろ、、、観終わって、「あぁ、頑張るかなー」って思える映画。
電車に乗っている人達には、それぞれ色んなストーリーを抱えていきている。それはすごく分かるし、そこにちょっと注目してみてみた感じ。ここまでつながるのか!?って現実的には思うけど、でも、一人ひとりの気持ちはすごく共感するものが多かった。
身近な生活を描いているだけに、自分と照らし合わせたりとかして、映画の中に入り込みやすい話だったなと思う。

ゴールデンスランバー

以前に、伊坂幸太郎氏の本をいくつか読んでいたければ、これは絶対読みたいと思ってた本。中古本屋さんで偶然にも見つけたので、即購入(笑)

ゴールデンスランバー
伊坂 幸太郎 (著)
新潮文庫


多くの人がいる中で起こった首相殺人。
そこに容疑者としてあがってきた、どう見ても普通の人としか思えない男。でも、彼を容疑者とする要素がいくつもあがってくる。
最初は、事件の何十年後かの設定で、ある二人が事件を客観的に話をする場面から始まる。
その後、事件の話へと、、、容疑者として名前にあがった男をふくめ、彼に関係する人達の様々な視点で話がすすめらていく。
少しずつ話がつながっていくところが、すごく面白かった。そして最後の意外な展開も。。。

これはオススメです。


メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる

最近のはやり(?)の「ソーシャル」。それにつながって「メッシュ」なんて言葉も出てきたのかーとちょっと驚いた。本当に色んな言葉が出てくて、何がどう違うかよく分からなくなる。一体、この本では何を言おうとしているのか、ちょっと気になって読んでみた。

メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる
リサ・ ガンスキー (著), 実川 元子 (翻訳)
徳間書店


新しいものを買うより、借りる。シェアする。使い捨てるんじゃなくて、リサイクルする。
そのような傾向が広がってきたという。
カーシェアリングの話は印象的に残っている。どこかへ旅行へ行ったとする。その泊まる場所近くに置いてあるシェア用の車を予約して借りる。借りたら、ガソリンを満タンにして返す。車の一つ一つに名前がついていて、すごく親しみ深いものになっているらしい。
日本ではカーレンタルというものが存在するが、必ずレンタル会社に行かなくてはいけない。ここでは、そういった手間も省いている。近くの駐車場で借り、そして近くの駐車場に返す。
借りる人のモラルも問われるものではあるが、非常に面白いビジネスではないだろうか。

私自身、最近中古のもの、リサイクルされたものを購入することが多くなってきた。

現在、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアが広がっているが、それを上手く活用していくこと、面白いかもしれない。
ただ、新しいものを求める気持ちも、そのまま続くとは思うし、続いて欲しいとも思う。
そうでなければ、新しいものの発展はないように思うから。

「人生論」

誰かが面白いって書かれてた。
正直、ほりえもん自身に興味があったわけではないけど、ふと読んでみるのもいいかなって思った。

「人生論」 (ロング新書)
堀江 貴文
ロングセラーズ


なんだろ、、、ちょっとほりえもんの見方が変わったかも。
これを読んでいて、共感できる部分も多かった。子供のころからの「死」に対する感情なんかは、意外ではあったけど同じだった。
その反面、ちょっといきすぎな考えやろうって思う部分もあった。仕事に対する考え方。今までの人達を非難する部分がそうだ。

ただ言えることは、表に表れている部分はその人の一面でしかないということ。
この本に表れてくるほりえもんは、ただ自分の心に素直な感じを受ける。面白いと思ったことをやろう、追求しようとする人なのではないだろうか。
ただ、この本で表されているのもその人の一面。きっと会って話をしてみないと分からないものなんだろうな。


Sunday, October 2, 2011

ジーン・ワルツ [DVD]

公開されていた時期に見逃してしまい、レンタルが出るのを心待ちにしていた。
やーっと見れた。

ジーン・ワルツ
菅野美穂 (出演), 田辺誠一 (出演), 大谷健太郎 (監督)


小説を読んだときに、非常に考えさせられた。(大した感想を書いていないけど。。。)
最近、周りで不妊治療をしている知り合いの話を聞くようになった。子供ができるのって、決して当たり前のことじゃないんだなって感じる。「奇跡」だという言い方をここではしているけれど、確かにそうなのかもしれない。
なんとかして子供が欲しいという気持ち、分かるような気がする。そして、現在の医療では、人工受精が一つの大切な選択肢であることも分かる気がする。ただ、やはりなんだか自然ではないやり方なので、微妙な気持ち。。。

ちなみに、小説と比べてしまうと少し違う内容があったりするが、映画だけ見ても、充分に人々に何かを伝えるものにはなっているように思う。

ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから

「ビジネスは政府よりも強い」このフレーズに惹かれてずっと読みたいと思っていた。でも、なかなか置いている図書館がなくて。。。ご購入。

ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから
英治出版
ブルース ピアスキー (著), 東方 雅美 (翻訳)


企業は、一時前のCSR(企業の社会責任)のように、本来の企業活動とは別で社会活動をするのではダメである。企業活動の中で、社会を考えていると認められるような商品・活動をしていかなくてはならない。特にトヨタやHPを元にした様々な事例と、そうした対応をするにはどうしたら良いかが書かれていた。

正直なことを言うと、一回読んだだけでは頭にすんなり入ってこない。私の気持ちがのっていなかったからなのか、理解しにくい内容なのか!?再度読みなおししようと思う。
非常にトヨタの事例があげられていた。環境を考えたハイブリット車、プリウスの開発の話は印象的である。プリウスが欲しくなった(笑)

エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制

先日読んだ「グランズウェル」の続編。

エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制 (Harvard Business School Press)
翔泳社
ジョシュ・バーノフ (著), テッド・シャドラー (著), 黒輪 篤嗣 (翻訳)


ソーシャルメディアで顧客とつながった今、そのつながりをどのように活用するか?そこに注目して書かれている。
やはり顧客の話を聞くということが一番にあがるだろうか。

個人的には、ソーシャルメディアを活用する際、その費用対効果をどのように計るかということに関して述べられていたのが興味を持った。本では、EVAスコアといい、ソーシャルメディアなど先進的技術を活用したプロジェクトを遂行使用とする際、その妥当性を図るためにいくつかの質問に応えていく方法である。

また、顧客サービスを「コスト」として考えず、評判を築くためのマーケティング手段として捉えている点も面白い。「顧客エクスペリエンスの向上」を目指していくべきだと言っている。

もう一つ関心を寄せたのが、情報セキュリティに関することだ。社内での情報セキュリティに関して、テクノロジーで持ってセキュリティ強化を図るのは限界があり、うまくいかない。今後は、社員への情報セキュリティ教育(安全の守り方)に力を注ぐべきだと述べている。私も同感である。

Sunday, September 11, 2011

グランズウェル

先日、あるソーシャルテクノロジーを活用したビジネスに関するセミナーに参加した際、この本の名前が出てきた。ちょっと高いけど、思い切って購入。

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)
翔泳社
シャーリーン・リー (著), ジョシュ・バーノフ (著), 伊東 奈美子 (翻訳)


グランズウェルとは、訳すると「大きなうねり」。ここ最近起こっているソーシャルテクノロジー(SNS、YouTubeなど)を使って企業や製品を語り、格付けし、選択する社会現象のこと。
どのように変化してきて、現在このグランズウェルが重要となっているのか。
グランズウェルを活用して、顧客との良好な関係を築き、それをビジネスに活かす方法を、様々な調査結果を元にしてこの本で述べている。
現在のこの現象を、様々なデータと事例とを用いて体系的に述べているものとして、非常に説得力のある良い本ではないかと思う。
最近、このような社会現象を見ながら一つ思うのは、顧客との良好な関係というのはビジネスの上で非常に重要なことであり、それは以前も同様であったのではないだろうか。確かに以前はマスメディアに代表されるように、企業からの一方的なメッセージの送信が多かったが、顧客を大事にする企業が生き延びてきたのは事実だと思う。
ソーシャルテクノロジーが出てきたことによって、顧客と関係を築く方法に新しい形が入り、それは非常に早いスピードで強力な力をもったものと言えるのではないかと思う。

続けて「エンパワード」を読んでみようと思う。

告白

「私の娘は、このクラスの生徒に殺さたのです。」
この衝撃的な言葉が印象的な映画PV。誰かのレビューで、最後の結末が意外。というのがずっと気にかかっていたので、それを確かめたかった。

告白 [DVD]
松たか子 (出演), 岡田将生 (出演), 中島哲也 (監督)


ざわめいた中学校のクラスの生徒。その中で、ただ淡々と語る先生。
今学期で教師を辞めるという。そして、その更にその口から衝撃の言葉が。
「私の娘は、このクラスの生徒に殺さたのです。」
その言葉には裏打ちされた事実と、そして犯人に対する憎しみ。
そして復讐のために彼女はある行動に出る。
これが、森口先生の告白。

映画は、犯人となったこ子供達や彼らに関わる人達の告白もあり、被害者の親である先生からの視点だけではなく、色々なの視点でこの事件を語っていることが、私はすごく良いと思った。
決して、単純な動機でこの事件が起こってしまったわけではないということ。
しかし、被害者の親にしてみれば、なぜそれが自分の娘に対して行われてしまったのか、納得のいなかい話だと思う。
少年法で守られ、例え人を殺しても有罪ではなくなってしまう。そんな現状を受けて行った彼女なりの復讐の方法。正直、それは非情で怖いとも思える。
ただ、最後の場面を見て、彼女の復讐は、彼女なりの子供達への愛を持った形ではないかと思ったのは私だけだろうか。彼ら達を、本当の意味で(心から)更生させるために。

最後に、やっぱり最近の子供達は怖い。いや、孤独で確かな愛に飢えているのかもしれないが。

Friday, July 15, 2011

未来を映した子供達

未来を写した子どもたち [DVD]
ロス・カウフマン (監督), ザナ・ブリスキ (監督)


インド・カルカッタの売春宿に暮らす子供達に、カメラで写真を撮ることを通じて夢や希望を持つことを伝えていく活動をしているKids with Camera。
実際の彼らの生活、活動の様子を撮ったドキュメンタリー。
私は、インドに行ったことはない。ただ、彼らの生活は厳しいんだろうなとも思うし、映像だけでは分からないことが多々あると思う。けど、この作品の中でやはり何より言えることは、子供達がすごく生き生きしてるということ。家庭の問題で悩む姿も出てくるけど、カメラを持って写真を撮っている姿は印象的。
最後の(作品の中に出演している子供の一人)インタビューの中で、「これは決して悲しい作品ではないです。みんなが夢を持っいる幸せな作品です。」と言っていたことが忘れられない。

ツォツィ

さて、少々重い話も。

ツォツィ [DVD]
プレスリー・チュエニヤハエ.テリー・ベート (出演), ギャヴィン・フッド (監督)


南アフリカを舞台にしているということで、以前からすごーく気になってた作品。
ヨハネスブルクのスラムで窃盗などの犯罪を繰り返しながら生活していた少年が、奪った車の中にいた赤ん坊に出会ってから、少しずつ変わっていく話。
赤ん坊の扱いに慣れていないながらも、赤ん坊にある種の愛情のようなものを感じて世話をしていく姿がすごく印象的。
赤ん坊の力は大きい。
どこで生まれて育とうと、辛い過去があろうと、人の心には人を大切にする気持ちがあると信じたい。

かもめ食堂

前から名前は聞いていて気になってたやつ。

かもめ食堂 [DVD]
小林聡美 (出演), 片桐はいり (出演), 荻上直子 (脚本)


まさか、フィンランドのヘルシンキが舞台になってるとは思わなかった。(あー、私が一度は行ってみたい北欧)
そこで一人日本食堂を営むサチエの元で、日本人旅行者のミドリが手伝うようになってから、少しずつ人々が店に来るようになる様子がみれる。
これもまた、人々の人間味が感じられるところが良い。どこに行っても、みんな同じだなぁって思う。色々な過去や悩みを抱えながら生きてる。でも、お互いに助け合ってる。ちょっとほっとできるようなこんなお店素敵だと思う。

南極料理人

やっぱり日本の作品も観たいなって思ってしまう。

南極料理人 [DVD]
堺雅人 (出演), 生瀬勝久 (出演), 沖田修一 (監督)


ひょんなことから、南極観測隊の料理人として派遣される主人公。
限られた食材から作り出す料理は素晴らしい。やっぱり人は美味しいもの・好きなを食べているときが幸せ。
料理で人ってつながるもんだなぁって思う。
南極観測隊って変な人の集まりだなって思うけど、くすって笑えるような瞬間があり、人間味が感じられる瞬間があり、こうゆう作品も私は好きだなー。

キューティ・ブロンド

友達に薦められた作品。凹んでるときには、元気が出るよーって。

キューティ・ブロンド (特別編) [DVD]
リーズ・ウィザースプーン (出演), ルーク・ウィルソン (出演), ロバート・ルケティック (監督)


付き合っていた彼に、「ブロンド女性はちょっと、、、」(たぶんおつむが弱いってこと!?)ってふられる主人公ベルエア。そこから、猛勉強してハーバードのロースクールに入り、奮闘する話。
キューティ・ブロンド2は、更に政治家を相手に奮闘する話。
最初は、周りからも冷たくされていた彼女。でも、ひたむきな頑張りによって、次第に見直される存在に。
正直なところ、ハーバードにこんなに運よく入って上手くいくとは思えないけど、彼女のすごくまっすぐな姿勢が素敵だった。かわいかったな。
ちょっと頑張ってみようかなって思わせる感じ。



ソーシャル・ネットワーク

映画Week!TUTAYAの4枚組1000円につられて、8枚も借りてしまった(笑)

ソーシャル・ネットワーク [DVD]
ジェシー・アイゼンバーグ (出演), アンドリュー・ガーフィールド (出演), デヴィッド・フィンチャー (監督) |


上映された頃に、観にいこうか悩んだ作品。

Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグを題材にした映画。
ある雑誌でのインタビューでは、彼はここに出てくる人物のように嫌なやつではないってゆってたっけ。
でも、学生のときから、興味あることには異様に熱心なところは、きっとそのままなんだろうなと思う。
「好きこそものの得意なれ」ということわざのように、やはり好きなことに熱中できる人は凄いと思う。そして、人柄が周りに協力してくれる強力な人々を寄せつけるのだろう。

世界経済を破綻させる23の嘘

少々過激とも思わせるタイトルに思わず惹かれてしまった。

世界経済を破綻させる23の嘘
ハジュン・チャン (著), 田村 源二 (翻訳)
徳間書店


ぱっと見ると、一般的に良く言われててそうそうって思うような事柄。でも、嘘であると言う根拠を読み進めると、”自分は惑わされてる、確かに筆者が言うことも一理だ”と気付かされる。
私は、正解というものはないと思うが、一つの視点でしか考えられない人にはなりたくないと思う。物事は見方次第、人の立場次第、状況次第で変わるものだと思う。

第1の嘘 市場は自由でないといけない
第2の嘘 株主の利益を第一に考えて企業経営せよ
第3の嘘 市場経済では誰もが能力に見合う賃金をもらえる
第4の嘘 インターネットは世界を根本的に変えた
第5の嘘 市場がうまく動くのは人間が最悪(利己的)だからだ
第6の嘘 インフレを抑えれば経済は安定し、成長する
第7の嘘 途上国は自由市場。自由貿易によって富栄える
第8の嘘 資本にはもはや国籍はない
第9の嘘 世界は脱工業化時代に突入した
第10の嘘 アメリカの生活水準は世界一である
第11の嘘 アフリカは発展できない運命にある
第12の嘘 政府が勝たせようとする企業や産業は敗北する
第13の嘘 富者をさらに富ませれば他の者たちも潤う
第14の嘘 経営者への高額報酬は必要であり正当である
第15の嘘 貧しい国が発展できないのは起業家精神の欠如のせいだ
第16の嘘 すべて市場に任せるべきだ
第17の嘘 教育こそ繁栄の鍵だ
第18の嘘 企業に自由にやらせるのが国全体の経済にも良い
第19の嘘 共産主義の崩壊とともに計画経済も消滅した
第20の嘘 いまや努力すれば誰でも成功できる
第21の嘘 経済を発展させるには小さな政府のほうがよい
第22の嘘 金融市場の効率化こそが国に繁栄をもたらす
第23の嘘 良い経済政策の導入には経済に関する深い知識が必要

Sunday, May 29, 2011

マネー・ボール

マネー・ボール
マイケル・ルイス (著), 中山 宥 (翻訳)
ランダムハウス講談社


メジャーリーグの球団、アスレチックスは経済的に貧しく、選手にそれ程よい年棒を渡しているわけではないが、成績は良い。その秘密にせまっている。

正直なことを言うと、期待していたよりは少々物足りなさが。
たぶん、私が野球にあまり関心がないからだろうか。メジャーリーグのことがよく分からないからか、非常に事細かく状況が書かれているのだが、よく分からないまま進んでしまった。
ただ、確かに言えることは、アスレチックスの選手獲得や育成(使い方!?)方法が明らかに他とは違っていて、それは従来とは型破りな方法であるこということ。データに基づいた論理的な方法を用いているということと。それは、今のビジネスの世界にも言えることであるとである。

私が20歳のときに知っておきたかったこと

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ (著), Tina Seelig (原著), 高遠 裕子 (翻訳)
阪急コミュニケーションズ


「いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?」
彼女のこの講義のやり方に非常に衝撃を受けた。素晴らしい。こんな風に生徒達の創造力を引き出すなんて。。。 

私の子供の頃もそうだったけれど、何かにおいても必ず正解というものが存在していた。あるべき姿、道が示されていて、それに沿わないと何かダメなことをしているような。
私自身も、中学のときに、家族の想像を絶することを言い、かなり怒られた記憶がある。しかし、今思えば、あのとき決してそのまま実行とは言えなくても、新たな方法を見つけ出す力を持っていたらどうなっていただろうか、、と少し思う。

創造力と行動力。
ピンチはチャンスに変えられる。
ちょっとした頭の使いよう。
今はそれを確かに頭で感じてはいるのだが、実際に行動に動かすとなるとなかなか。。。

裸で生きる2

以前に一作目である「裸でも生きる」を読んだことがあったが、これはその続編。

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける
山口 絵理子 (著)
講談社


一作目は、子供の頃の話から、起業するまでの話が書かれていた。
今回は、起業した後、ぶつかる様々な困難を乗り越えていく話が書かれている。また、ネパールでの事業についてもふれている。

ちょうど凹んでいるときに読んでいた。
山口さんのいいところは、決して自分を大きく見せないところだと思う。ありのままに。
本を読んでいて、誰しも悩みながら生きているんだなーって改めて感じた。少しずつだけど、頑張ろう。

カモメになったペンギン

先程の「企業変革の核心」に書かれていた内容を物語としてまとめた本。
ずっと読みたいと思っていたのだけれども、図書館には全然おいてなくて、結局買っちゃった(笑)

カモメになったペンギン
ジョン・P・コッター (著), ホルガー・ラスゲバー (著), 野村 辰寿 (イラスト), 藤原 和博 (翻訳)


南極でおきている危機に気付いたフレッド。リーダー的存在のペンギンに伝え、危機に対応すべくチームが組まれていく。そこには、ノーノーペンギンのように保守的な人も多くいるけれど、彼らは非常に効果的な方法で仲間ペンギンをひっぱっていく。。。

ペンギンの物語調で変革のポイントについて述べていて、非常に分かりやすい。
ノーノー、ペンギンの扱いは、私にはできるだろうか。きっと無視をして話を進めてしまうだろうな。でも、それじゃぁ、アカンんよね。。。

Saturday, May 7, 2011

企業変革の核心 「このままでいい」をどう打ち破るか

以前に図書館で予約していた本が届いた。今の職場に疑問を感じることが多くて、どうしたもんだかなぁと悶々と感じていたので予約していた本。


企業変革の核心 「このままでいい」をどう打ち破るか
ジョン・P・コッター (著), 村井 章子 (翻訳)


変革成功の8段階のプロセス。
1.危機感を生み出す
2.リーダーチームをつくる
3.ビジョンを掲げ戦略を立てる
4.ビジョンと戦略を全員に徹底する
5.現場に任せる
6.早い時期に成果を出す
7.手を緩めない
8.変革を根付かせる

どうなんだろう、今の職場でできるのだろうか。。。
変革を望むとしても、継続的なアプローチと実行がやはり必要で、長期的にみないといけないんだろうけど、かなり強い意志が必要。
なんだか弱気な私です。

不都合な真実

これが有名になったのはいつ頃のことだろうか。ずっと気になっていたのだが、なかなか機会をもてなかった。


不都合な真実
アル・ゴア (出演), デイビス・グッゲンハイム (その他)


アルゴア元副大統領。
彼が説明する温暖化の内容は、ユーモアもあり、そして非常に分かりやすい内容だった。イラストやアニメをも用い、そして、映像や最新の映像技術をも用いてのプレゼン。温暖化のことだけではなく、そこに学ぶことは非常に多いように思う。

中で引用されていたマーク・トレインの言葉が印象的であった。確かにその通り。
What gets us into trouble is not what we don’t know.
It’s what we know for sure that just ain’t so.
“問題なのは、無知ではない。
実際は知らないのに、知っていると思い込んでいることだ”

パーマネント野ばら

マンデラ元大統領続きなので、少々息抜きにと借りた本。

パーマネント野ばら
菅野美穂 (出演), 吉田大八 (監督)


人々の様々な人生が見えて、でも、あー、人生ってこんな感じなんだろうなぁと思い、ほっこりする。でも、意外な結末。まさか、なおこ自身もまた心の闇をかかえていたなんて。。。
人の人生は、本当に色々ある。最近つづくづ思う。歳を重ねれば重ねるほど感じる。ただただ日々を一生懸命に生き抜く。そういうものなんだなと感じる。

ちなみに、私は管野美穂が大好きである。すごくいい味を出していると思う。

マンデラの名もなき看守

マンデラの名もなき看守
ジョセフ・ファインズ (出演), デニス・ヘイスバート (出演), ビレ・アウグスト (監督)


マンデラ元大統領の映画。知っている人はいるだろうか。
これもまた非常に感動する話だと思う。
アパルトヘイト時代、黒人はみなテロリスト・共産主義者であると思いこまされていた中で、幼い頃に現地人と関わり合ったことのある看守が、マンデラと出会うことによって、次第にマンデラに惹かれ、彼らの思いを理解をしていく。

少々誇張された部分もあるかもしれない。でも、非常に感動的な内容である。

インビクタス / 負けざる者たち


インビクタス / 負けざる者たち
モーガン・フリーマン (出演), マット・デイモン (出演), クリント・イーストウッド (監督)


実は、2回映画館で観て、さらに最近DVDまで購入してしまった。私がDVDを購入するのは結構珍しいのだが、それくらいはまってしまった。何がか!?
一つは、マンデラ元大統領の寛容な人格が描かれたものであることに惹かれて。そして、南アフリカでの風景・発音が、ジンバブエにいたころを思い出させてくれる。モーガン・フリーマンのAfrican Englishの発音は上手い!非常に懐かしい。これを見ながら、遠い友人達に思いをはせる。

そして、最後に頭に残るのが、マンデラ元大統領が投獄中に心の拠り所となったウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩「インビクタス(不屈)」。

INVICTUS - William Ernest Henley

Out of the night that covers me,
Black as the Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.

In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.

Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find, me unafraid.

It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll.
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.


クリント・イーストウッド監督にも脱帽である。

A Long Walk to Freedom

もう1年程前になるだろうか。やっとこの本を読破!
ながかったー。政治的な用語が多くて、少々読むのに苦労した。一時期停止したときもあったけど、最近の気持ちの盛り上がりと共に読み終えることができた。

A Long Walk to Freedom
Nelson Mandela (著)


ネルソン・マンデラ。
南アフリカ独立後の初の黒人大統領。アパルトヘイトからの脱却に大きく寄与した人物である。27年もの間牢獄されていたが、その後釈放され、大統領となった。
彼が本当にどんな人物なのか、それを感じとりたくて読み始めた本だった。
正直なところ、全て理解できたとは思えない。分からない単語も多くて、一つ一つ調べることはしていなくて、流していた部分も多い。
ただ、彼は彼を取り巻く環境の中で、色々なことを感じ、その中ででも、自分の信念を貫いてきたのではないかと思う。ただただ感服。
今度南アフリカに行った際には、彼が長い投獄生活を送っていたロビン島に行ってみたいと思う。(今は観光地になっているようだが)

Thursday, April 7, 2011

池上彰の学べるニュース


池上彰の学べるニュース
池上 彰 (著)


これは第1弾。

新しく知ったこととして、政治資金規正法のこと。
決して政治資金を受け取ってはいけないというわけではなく、受け取ったものをちゃんと報告しているかということ。かつ、いつも陸山会ってなんなんだろうって思ってたけれど、こうした政治献金管理団体は、個人では献金を受け取れない政治家として実は必要なものなんだということ。
政治家になるのにも、大変なんだなぁと思う。

あと、日本の授業料無償化も。
確かに無償化になるのはありがたいことだけど、本当にそれでよくなるんだろうか。一部、無償になっている国で、みんな勤勉ではない人々の話を聞いてきた。ちょっと疑問。

Monday, March 28, 2011

パイレーツ・オブ・カリビアン

パイレーツ・オブ・カリビアンの夜。一晩で3本とも観てしまった(笑)
今まで存在は知っていたけど、あまり関心が向かなかった。でも、なぜ今回見てみようと思ったかというと、この春に公開される4作目の予告を観たから。かなり面白そうだった。でも観るなら今までのシリーズを全部観てからでないと、話についていけないかも!?ということで、思わず全部借りて、一晩で全部観ることに(笑)

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
ジョニー・デップ (出演), オーランド・ブルーム (出演), ゴア・ヴァービンスキー (監督)

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
ジョニー・デップ (出演), オーランド・ブルーム (出演), ゴア・ヴァービンスキー (監督)

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
ジョニー・デップ (出演), オーランド・ブルーム (出演), ゴア・ヴァービンスキー (監督)


結果、面白すぎ。これはやばい。次の4作目がめっちゃ観たくなる。3作目で、4作目のことを少し匂わしているし。。。
しかし、なんとも謎の多いジャック船長。その考えや行動がよく読めないけど、でも、なぜだか憎めない。
出てくる海賊含めた登場人物のなんと裏切りの多いことか。でも、なんだか変なところで義理深いというか人情的な一面を見せてくれる。
正直、裏切りだらけで、あまりにすんなりいかない話の展開にイライラすることも多々あるけど、それがまたこの話に惹きつけられているのだと思う。

ちなみに、ジョニー・デップ、最高です。演技上手いなぁ。
見たことある顔だなぁと思ってたら、「ロード・オブ・ザ・リング」に出ていたオーランド・ブルーム(たぶん)が居てるし。
聞いたことある声だなぁと思ってたら、「ハリーポッター」に出ているジャック・ダヴェンポート(たぶん)やん。
こんな役もするんだなと意外な一面を見れて嬉しい限りです。





TRICK 新作スペシャル2

トリック週末でした。

TRICK 新作スペシャル2
仲間由紀恵 (出演), 阿部寛 (出演), 堤幸彦 (監督)


今回も楽しませてもらいました。ドキドキもするんだけど、ちょっとほんわかする部分もあるのが好き。
今回、矢部警部を好きになる人が登場!!すごいなぁ、矢部ちゃん。もっと活躍してくれたらいいのにな。
ってか、矢部警部のDVDあるやん。また見ようかな。

ちなみに、いつも気になる言葉。
いつも登場してくる霊能力者が山田に向かって「(気づいていないかもしれないけれど)あなたも本物の霊能力者」ってことを毎回常に言う。
確かに山田は南の国の島の霊能力者の血を引いている。その話は以前にあったけど、まだ何か続くのだろうか。。。

Sunday, March 27, 2011

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル

私は、TRICKの大ファン。深夜に放映していた頃からずっと見てきた。文庫本も買ってた。
気分が少し落ち込んだときに見て、少しほっとした気持ちになる。
今回もなんだかそんな気分になって、見てなかった映画版を借りて観ることに。

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
仲間由紀恵 (出演), 阿部寛 (出演), 堤幸彦 (監督)


奈緒子(仲間)と上田(阿部)のやり取りが変わってなくて、やっぱり面白い。自称 霊能力者と呼ばれる人々のトリックをあばいていくところすごいんだけど、その合間合間に見せるバカっぷりが憎めなくてかわいい。
ちょっと矢部警部の出番が少なくて残念やなぁ。もう少しからんで欲しかったな。

Monday, March 21, 2011

ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する

ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する
マイケル・シルバースタイン (著), ケイト・セイヤー (著), 石原 薫 (翻訳), 森 健太郎【監訳】 (翻訳), 津坂 美樹【監訳】 (翻訳)
ダイヤモンド社


女性がキーであるという話。
女性をライフステージによって6つの基本パターン(セグメント)に分類し、それぞれに対する分析が書かれている。また、つながりの深い分野(食・フィットネス・美容・アパレル・金融サービス)から述べたり、世界各国でも状況が少し異なるため、国ごとの女性の分析をしている。

女性は、社会事業により関心が高いことも述べている。単純に時間・お金・個人的な満足だけではなく、世界をよりよい場所にするために時間とお金を使う傾向にあるという。

途上国問題においても、女性がキーマンであるということはよく言われるが、全世界から見てもそうなのだろうか。

図解雑学 ITマーケティング

以前から読みたいと思っていた本を読んでます。

図解雑学 ITマーケティング
玉川 義人 (監修)
ナツメ社


正直なところ、もう少し専門書であって欲しかったが、初めてITマーケティングに触れる人には図解もあり、分かりやすくて良いと思う。
少々古い本なので、基本的な部分はここで学び、更に詳しく&最新情報が知りたい人には、もう少し新しい本を読むことを進める。この本では、自分の頭の中を整理した感じ。

Wednesday, March 2, 2011

シティ・オブ・ジョイ

学校が一段落ついて、久しぶりに観たくなった。
今の私の原点となっている作品。昔、昔、映画館で観て、すごく印象的だった。

シティ・オブ・ジョイ
パトリック・スウェイジ (出演), ローランド・ジョフィ (監督)


始めて見たとき、インドをよく知らなかった。インドという国、そしてインドのスラム街での様子、人々が受けている厳しい状況。それがまだ幼い私の心に焼きついた。なんでみんな同じように生きられないんだろうか。差別というものにすごく滞りを感じた。
今観ても、そのときの思いがよみがえってくる。
もう廃版になっていて、レンタルもできないし、AmazonではDVDを入手不可になってしまっているのが残念。
ちなみに、私はセカイモンで入手。

シティ・オブ・ジョイ(字幕スーパー版) [VHS]

ロード・オブ・ザ・リング

先程の「ナルニア王国物語」で触れた「ロード・オブ・ザ・リング」。
実は、これが映画上映されていた頃にはまってしまって、小説も全て読んだし、DVDも前章揃えてしまった。
久しぶりに観たくなって、またまた一日使って前章観てしまった(笑)

ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション [DVD]
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD]
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション [DVD]

イライジャ・ウッド (出演), イアン・マッケラン (出演), ピーター・ジャクソン (監督)


やっぱりこれは何度観ても面白い。
話は重いし、怖いシーンが多いし、ドキドキハラハラが絶えないけど、人(だけでないけど)との絆を考えさせてくれる。
映像も、あのCG合成すごい。





ナルニア王国物語

実は、映画好きでもあり、ここ数年で結構映画(DVD含む)も観てきた。
せっかくなので、このブログにも追加したいと思う。

友人が、現在上映中の第3章を観みいこうって誘ってくれた。
そう言えば、映画は私は一切観たことがなかったんだっけ。第1章の小説だけは読んだなぁ。
ということで、友人と映画館に行く前に、第1章・第2章と一晩で観た。
そしてその日のうちに映画館へ。つまり24時間の間に全部観ちゃった(笑)

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島

アンドリュー・アダムソン (監督)


ファンタジーは結構好き。
ただ、「ロード・オブ・ザ・リング」の方がやっぱり好きだなぁと個人的には思う。
少々話は思いが、話の展開・映像といい。
今回、映画館では3Dになっていたけれど、あまり3Dの面白さが感じられなかった。そう思うのは私だけだろうか。

第3章を観終わった後、友人はアスランが船の中のスーザンに言った”自分らしくあれ”という言葉が印象に残ったと言っていた。
私は、カスピアン王子が言った”奪われたものではなく、与えられたものを大事に。”という言葉が印象的だった。




池上彰の学べるニュース2

最近TV番組でもやってる。年越しも少し見てた。
個人的に嬉しいのは、池上さんがアフリカについても述べてくれていることだった。私がよく分かってなかったことも、非常に分かりやすく説明してくれていた。
もう少し勉強したいなぁと思って手にした一冊。

池上彰の学べるニュース2
池上彰+「そうだったのか! 池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社


絵や図も加えられていてすごく分かりやすい。「2」から手にしたけど、全然問題ない。
今回の新たな発見は、「検察審査会」。
検察官が不起訴にした内容に対して、意義申し立てがあれば一般から選ばれた人々が、不起訴が相当なものかどうか審査するというもの。起訴相当と判断されたら、裁判にかけられるという。
この存在を私は知らなかった。かつ、一般人々が審査員として選ばれているなんてビックリ。
あまり知られていない会だけど、こうゆう仕組みって非常に大事じゃないかと思う。
小沢議員の事件ってこれを通して裁判になろうとしているのさえも知らなかった。私ってなんて世間知らずな。。。でも、今後、小沢議員のニュースも興味深く見れる気がする。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

元々この本は「世の中は社会志向になっているのだろうか」という疑問から、人々がお金だけで働いているんではないということを確認したくて読み始めた。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
講談社


モチベーション3.0によると、アメとムチは前世紀の遺物。二十一世紀の職場では、「自律性」「マスタリー(熟練)」「目的」へとアップグレードが必要だという。
・自律性:自由に好きなように仕事をする
・マスタリー:何か価値あることを上達させたいという欲求
・目的:人生の意義

人には様々な価値観があるので、一概には言えないとは思うが、この本で述べられている研究からも決して人はお金や何かの物理的なリターンだけでモチベーションが上がるわけではないということが分かる。
ベースには生活を充実できるだけのお金は必要だと思うが、それだけではないと思う。
そして、みんながお金以上の価値に気付いてくれることを願う。

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法
駒崎 弘樹
ちくま新書


日本のビジネスマンは、本当によく働く。
私も周りもそうだし、私自身そんな人達に憧れをずっと持ってきたけれど、最近なんだか違うなぁと感じてた。体力的にも無理がたたってるし、精神的にも全然満たされていなくて、周りの人に対する「思いやり」というのが無くなりつつあるような気がする。友達と話をしていても、悲しくなってくることが多い。
この本の著者のように、今という時間、周りの人々を大切にする、そして何より自分自身を大切にするように代わってくれれば嬉しいなと思う。
そして、自分自身もそうありたいと思う。

あなたの職場のイヤな奴

最近、仕事でのストレスが多くて、かつ人間関係。
図書館で目にして思わず手にしてしまった(笑)

あなたの職場のイヤな奴
サットン (著), I.R. (著), 矢口 誠 (翻訳)
講談社


事例も用いてイヤな奴(=クソッタレ)や撲滅ルールを説明している。セラピー本とはまた違った内容本だと思う。
けど、結局のところ、クソッタレは感染するのでそのような場所から離れること(距離を置くこと)っていうのが結論!?
まぁ、確かにそれはそうなんだが。。。。と、少々すっきりしない後味だった。

ジーン・ワルツ

これ読んでない!!と思って購入。
けど、帰ってみると、すでに購入済の一冊が家あった(笑)
読むのは始めて。

ジーン・ワルツ
海堂 尊
新潮文庫


これ最高ー。
展開が少しずつ分かっていくようで、でも、最後まではっきりと見えない。
えぇーっと思う展開も途中にあり。
他の作品と同様に、専門用語は分かり難いところはあるけど、最近私自身すごく身近で感じてる不妊治療とか産婦人科における問題を取り上げてるところ、展開の面白さがいい。
今、映画化されているけど、観なくちゃ。


フィッシュストーリー

フィッシュストーリー
伊坂 幸太郎
新潮文庫


黒澤さん、いい味出しています。

重力ピエロ

やっと学校が一段落着いた。これから少し時間ができる。
今まで読みたかった本を読んでいこー。
ここ数カ月の間に少し読んではいたけど書けていなかった本を今から数冊書きます。

オーデュポンの祈り」を読んでからはまって一気に買ってしまった伊坂幸太郎の本。買ったはいいけど、なかなか読めていなかったので、美容院の合間に。

重力ピエロ
伊坂 幸太郎
新潮文庫


映画化もされた一作。「ラッシュライフ」はよく分からないなぁと思っていたけど、これはなかなか面白かった。
何より、以前の本で出てくた人物が出てきて繋がるのが面白いと思う。