Sunday, May 30, 2010

吉田ルイ子のアメリカ

私はこのブログを見ても分かるように、アフリカに興味がある。アフリカ、黒人に対して興味を持つようになったきっかけとも言えるのが、吉田ルイ子さんの本である。たぶん、たまたま家にあったのを見つけて読んだのが最初ではないだろうか。
久し振りに読んでみたくなり、本を開けてしまった。

吉田ルイ子のアメリカ
吉田ルイ子
講談社文庫


吉田さんは、60年代にアメリカに留学し、大学でジャーナリズム科で学びながら、ハーレムで生活をしてそこで暮らす人々を撮り続けてきた。
ハーレムってやはり怖く思ってしまうけど、最初に吉田さんの本を読んだとき(「ハーレムの熱い日々」)、そこで暮らす黒人女性の強く明るい姿が非常に印象的だった。すごく人懐っこくて、お互い助け合いながら生きている。それは、私がアフリカで感じたものとよく似ている。
今回読んだ本は、筑紫哲也さんや大庭みな子さんとの対談やテリー・ウィリアムズさんやマックス・ローチさんジェーン・フォンダさんなど様々な人達の話があがっていて、その人達の考え方が読み取れる。
正直、60-80年代の話で分からないこともあるし、想像つかないこともあるけど、私にとってこの本は世界を広げてくれる本には違いない。



吉田さんの他の著書も紹介しときます。
最初に読んだ本。ユージン・スミス氏を知るきっかけにもなった本。

Thursday, May 27, 2010

Harry Potter

先程、ここ最近は【英語】週刊だと言ったが、それもこれも久し振りにHarryPotterを読みだしたから。実は、2年程前に始まったHarryPotterシリーズの洋書を読むこと。やっと第4巻まできました!そしてやっと読み終えた、、、長かったぁ。
まだ残り3巻もある。なぜか最後の章だけ先に買ってしまった。。。(苦笑)

Harry Potter and the Goblet of Fire (ペーパーバック)
J.K.ROWLING (著)
BLOOMSBURY


楽しみながら覚える英語雑学事典

ここ最近は【英語】週刊。
少し気楽に電車の中で読めるものを、、と思い、手にした一冊。実は、2,3年程前に購入した本なのだが、久し振りに読み返してみた。

楽しみながら覚える英語雑学事典―おもしろいほど身につく30秒1単語
松本 道弘(著)
成美文庫


一回読んだだけでは頭に残っていないものだなぁとつくづく実感。「へぇ、こんな裏話があるんだー」と一つ一つ楽しみながら読めた。Boyfriendは、海外では特別な人に対してのみ使うって!?私は、日本ではそうだけど、海外では友達としての異性に対しても使うと思っていた。全く逆。あれー、その勘違いは一体どこから来たのだろう??以前にもこの本読んだはずなんだけどなぁ。
しかし、この著者は、一度も海外に行くことなく、NHKの英会話講師になったらしい。すごい!

楽しみながら覚える英語雑学事典―おもしろいほど身につく30秒1単語 (成美文庫)

Sunday, May 23, 2010

100万回生きたねこ

何かの雑誌を読んでいた際、おススメの本に載っていた。先日、図書館に行く機会があったので借りてみることに。絵本だとはつゆ知らず。。。


100万回生きたねこ
佐野 洋子 (著)
講談社


1回目、さくっと読んでしまった。もう一度読み返す。そして更にもう一度。。この本は大人のための本かもしれないって書かれて意味が分かるような気がする。きっと人それぞれ、この本を読んで感じることは違うだろう。私は、最後に100万回いきたねこが、しろねこに会い、自分ではなく他に対する愛を知っていくところが、すごく胸が熱くなる思いだった。一冊この本は持っておきたいかな。自分の子供にも読んであげたい。

ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」

社会問題を解決するために、Webを使って何かできないだろうかと考えている。そこであがってきたのがこの本。なぜだか近隣の図書館には置いておらず、ご購入となった一冊。

ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦
関根 健次(著)
ナナロク社


同じように考え、アイデアを持つ人は世の中のどこかにいる。それを実行するかしないか、そこが違う。海外での人生を変える程の貴重な体験をした著者。それを実行に移す行動力。なかなか上手くいかずとも、地道な消費者の声に答えていくその努力。
私にも何かできるだろうか、、そう考えさせてくれた。

「20円」で世界をつなぐ仕事

社会起業を調べていく中で、必ずといっていい程この本が紹介されている。ずっと気にはなってて、やっと読むことができた。


「20円」で世界をつなぐ仕事
小暮 真久(著)
日本能率協会マネジメントセンター


正直なことを話すと、今まで結構社会企業家に関して調べてきたつもりではあったのに、テーブル・フォー・ツー・インターナショナル(TFT)に関しては知らなかった。なぜだろう?しかし、このアイデア:社員食堂などにカロリーを抑えたヘルシーメニューを加えてもらい、代金のうちの20円を開発途上国の子どもたちの給食1食分として寄付する も非常に面白い。メタボが非常に注目を浴びるようになったのもこの事業を促進させた要因の一つではあると思うが、何よりこの事業を行うにあたり、企業の事業戦略的な手法を取り入れて実行しているところが素晴らしいと思う。非常に勉強になった。

Saturday, May 15, 2010

イノセント・ゲリラの祝祭

田口・白鳥シリーズの第4段が出ると知って、読みたくて読みたくて仕方なかった本。やっと休みに入って読むことができた。

イノセント・ゲリラの祝祭
海堂尊(著)
宝島社文庫


話が病院内だけには収まらず、更に厚生労働省などまで広がっている。なんだか国の医療に対するあり方まで少し考えされられる。とは言え、やっぱり私にはよく分らないのだが。。



ブラックペアン1988

ブラックペアン1988
海堂尊(著)
講談社文庫


今までのシリーズでは、病院長として登場してきた高階先生。彼が東城大学医学部に初めてやってきた頃にさかのぼります。私の中では、非常に温厚で、少し頼りなささえ見せるけど、何か内なる考えや秘めたものを持っている魅惑的な人として映っていた高階先生だけれど、こんな過去が、そしてこんな一面があったのかぁと思わせてくれました。意外な一面です。



螺鈿迷宮

私が好きな海堂尊氏の本。この前の学校休みの際も、読めてなかったものをまとめて読むことに。

螺鈿迷宮
海堂尊(著)
角川文庫


以前に読んだ中で登場してきた「姫宮」。そう言えばその中で、白鳥が「彼女は今は特殊任務についている・・・」なんて言ってたことがあったなぁ。その特殊任務の内容がここで分かるとは。
こんな風につながるなんて。様々な場所で物事は起きている。田口は出てこないけど、面白い。その一言につきます。



Sunday, May 9, 2010

がばいばあちゃんシリーズ

少し学校の勉強に疲れてきた頃、古本屋で見かけたこのシリーズ。思わずまとめ買いしてしまった(笑)今は、私の母親の元で読まれています。

佐賀のがばいばあちゃん
がばいばあちゃんの幸せのトランク
がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!
かあちゃんに会いたいーがばいばあちゃんスペシャル
俺の彼ーがばいばあちゃんスペシャル

島田 洋七 (著)
徳間文庫


これらの本の中で印象に残った言葉をいくつかあげます。
「本当の優しさとは、他人に気づかれずにやること。」

「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
「じゃぁ答案用紙に、「私は日本人です」って書いとけ」
「そうか。日本にいたら、別に困らんもんね」
「そう、そう」
「でもばあちゃん、俺、漢字も苦手で・・・」
「「僕はひらがねとカタカナで生きていきます」って書いとけ」
「そうか。別にひらがねでも、分かるもんやなあ」
「そう、そう」
「歴史も嫌いでなあ・・・」
「歴史もできんとか?」
「答案用紙に、「過去には、こだわりません」って書いとけ!」

「結婚はね、ひとつのトランクをふたりで引っ張っていくようなもの。その中に、幸せとか、苦労とか、いっぱい入ってるの。絶対、最後までふたりで運ばんといかんよ。ひとりが手を離したら、重くて運ばれん。」

「人間には偉い人なんか、いません。けれど努力すれば、すごい人にはなれます。どうか、ふたりで支え合って頑張ってください。。。。今はつらくても、頂上に着けば、きっと真っ青な海が見られるよ。」

「コツコツやってもなぁと思う前にコツコツやれ!!コツコツの先に成功がある」

「1と2とかばっかでごめんね。」
「大丈夫 足したら5になる。人生は総合力」

「人間、自分のことがいちばん分らない。ひとのことはよく分かる。自分では、自分のいいところしか見えてこないものだ。だから。ひとを嫌うな。もし、自分を悪く言う人がいても、気が合わんなと思え」

まだまだあります。読んでみるのが一番です。





企業の作法 CSRが会社の未来を拓く

CSRについて調べているとの話をした際、以前勤めていた会社の上司が貸してくれた本。


企業の作法 CSRが会社の未来を拓く
立石 信雄 (著)
実業之日本社


日本ではCSRというと法令遵守やガバナンスが重要視される。しかし、やはり事業を通じて社会に貢献することが一番であるとこの本の中で立石氏は言っている。「企業は公器である」私にもこの言葉が非常に重く感じられた。

近江商人学入門―CSRの源流「三方よし」


近江商人学入門―CSRの源流「三方よし」
末永 国紀 (著)
サンライズ出版


CSRの考え方は、日本にも以前から存在していた。私は、実は近江国で生まれ育ってきたのだが、近江商人にこのような考え方が以前からあったとは、非常に誇りに思う。

進化するCSR―「企業責任」論を超えた“変革”への視点


進化するCSR―「企業責任」論を超えた“変革”への視点
岡本 享二 (著)
JIPMソリューション


先程の「CSR入門」を書いたのと同じ著者である。更に深くCSRとは何か、どうあるべきかを説いている。この中でCSR俯瞰図を用いてCSRの現状と進むべき姿が書かれていたが、非常に理解しやすかく納得させられた。CSRに関して読むなら是非読んでおきたい一冊。

CSR入門―「企業の社会的責任」とは何か


CSR入門―「企業の社会的責任」とは何か
岡本 享二 (著)
日本経済新聞社


CSRに関して、まずは手始めに読むのに良いかと思われる一冊。

ヨーロッパのCSRと日本のCSR―何が違い、何を学ぶのか。

学校の授業で調べることとなったCSR。


ヨーロッパのCSRと日本のCSR―何が違い、何を学ぶのか。
藤井 敏彦 (著)
日科技連出版社


この本は、日本、ヨーロッパ、そしてアメリカのCSRの違いを非常に明確に示してくれていた。CSRといっても、複数の項目が含まれており、国によって何を重要に取り組んでいるかがかなり違うことが分かった。

Saturday, May 8, 2010

ソーシャル・エンタープライズ 社会貢献をビジネスにする

ソーシャル・エンタープライズ 社会貢献をビジネスにする
塚本一郎、山岸秀雄(著)
丸善株式会社


日本、アメリカ、イギリスにおけるソーシャル・エンタープライズの比較と具体例用いて説明している。社会貢献とビジネスの融合はできるのか、融合するには。
ソーシャル・エンタープライズについて知りたいときは、この一冊をまずは読んでみるといいかも。

未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家


未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家
シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー、永田 千奈 (著)
日経BP社


今までに出てくる有名な社会起業家も含まれているが、それ以外にも途上国の中で起業している人々も多くでてくる。ラオスやケニア、ジンバブエなど。途上国の中でも、自ら変革を起こそうと行動している人達がいる。それはすごく素敵なことだと思う。

世界を変えるビジネス―戦略的な社会貢献活動を実践する20人の経営者たち

まだまだ続きます。結構たくさん読んだね、私(笑)


世界を変えるビジネス―戦略的な社会貢献活動を実践する20人の経営者たち
マーク・ベニオフ、カーリー・アドラー (著) 齊藤 英孝 (翻訳)
ダイヤモンド社


多くの有名な企業が、社会貢献活動を実践している。大企業の新たな一面を知ることができた。

アフリカ 動きだす9億人市場

ずっとずっと読みたくて、でも、読む時間と本を入手できるタイミングがいつも掴めなかった。やっと手にすることができた。


アフリカ 動きだす9億人市場
ヴィジャイ マハジャン (著)  松本 裕 (翻訳)
英治出版


これは、是非購入して自分の手元に置いておきたい一冊。
なぜなら、アフリカの市場、その市場でビジネスをするための考え方・手法が、非常に分かりやすくまとめられている。かなり参考になると思われる。

貧困の終焉

著名な経済学者のもう一人。ジェフリー・サックス教授の本。

貧困の終焉―2025年までに世界を変える
ジェフリー サックス (著), 鈴木 主税、 野中 邦子 (翻訳)
早川書房


開発学や開発経済学などに興味あるなら、一度は読んでおきたい本の一つ。
彼の様々な経験を元にされていて非常に素晴らしい内容。ただ、国の負債を帳消しにすることが解決策であると言っている点が、妙に頭について離れない。ハイパーインフレの国、ジンバブエ。あの国も負債を帳消しにしたら良くなるのだろうか・・・??

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?

貧困を克服するための経済学の話になると必ずといって上がってくる教授。ジェフリー・サックス教授とポール・コリアー教授。
目的は同じなのだけれど、二人の意見は少し違っているところがある。それがまた面白く、勉強になる。

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
ポール・コリアー (著) 中谷 和男 (翻訳)
日経BP社


貧困から脱出を難しくさせている以下の4つの罠をあげ、それを元にどのように対策すべきかを説いている。
・紛争の罠
・天然資源の罠
・内陸国の罠
・悪いガバナンス(立法、司法、行政に及ぶ広義の統治)の罠
彼の提案する援助のあり方(大型援助として少なくとも10年間援助し続ける)などは非常に大胆だが、同時に全世界中が国をあげて対策するしかないのだろうかと考えさせられた。

BOPを変革する情報通信技術―バングラデシュの挑戦

BOPビジネスを調べている中で、九州大学がバングラデシュのグラミングループと提携して様々な取組みをしていることを知った。あぁ~、もっと早くに知れたら良かったのに・・・と少し思う。


BOPを変革する情報通信技術―バングラデシュの挑戦
グラミン銀行総裁 ムハマド・ユヌス序文 (著) アシル・アハメッド/大杉 卓三 (著)
集広舎


調査から始まり、様々な取り組みを情報通信技術を使って行っている。まさしく私がやりたい方向性と同じだ。
先日、新聞か雑誌にて取り組みの一つが取り上げられていた。eパスブックシステム(マイクロクレジット利用者のための電子通帳システム)の話だった。私は、個人的にはGramWeb:One Villege One Portalに非常に興味がある。
機会を作ることができたら、是非参加させてもらいたいものだ。

五〇〇億ドルでできること

タイトルにつられて読んだ本。ん、五〇〇億ドルで何ができるんだ!?って(笑)


五〇〇億ドルでできること
ビョルン・ロンボルグ (著) 小林紀子 (翻訳)
バジリコ


読み進めると、この本は2004年5月にコペンハーゲン・コンセンサス開催された会議が元になっている。経済学者38人が集まり、世界のためにあと500億ドル使えるとしたらどの現実的問題から解決するべきか?世界が直面する難問を優先すべき順位の高い順に並べたリストを作成したという。
こんなことがなされていたなんて。。学術的な話があるが、なかなか面白い。
ただ、どうやら私は以前にも読んだことがあったらしい(履歴が残っていた)。全然覚えてないが。一回目は難しい話が続くから途中で諦めたのかもしれない。

誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる


誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる
フランシス ウェスリー、ブレンダ ツィンマーマン、マイケル クイン パットン、エリック ヤング (著) 東出 顕子 (翻訳)
英治出版


ソーシャルイノベーションを起こした著者。しかし、最初からそして常にソーシャルイノベーションを起こそうと頑張っていたわけではない。変革を起こす人達も、人生に悩み、落ち込みその中から何をを見出して今があるのだ。それを感じさせられた。
彼に言わせると、「どんな難問でも解決できる」という信念。行動。行動を可能にする機が熟すこと。それらが不可欠。

Friday, May 7, 2010

社会起業家という仕事 チェンジメーカーII

社会起業家をつづった本の第2段。

社会起業家という仕事 チェンジメーカーII
渡邊 奈々 (著)
日経BP社


本当に様々な人達が動き出している。世界中の人口にしたら数少ないのかもしれないけれど、でも驚きであると共に、すごい。

チェンジメーカ ー社会起業家が世の中を変える

社会起業家をつづった本。

チェンジメーカ ー社会起業家が世の中を変える
渡邊 奈々 (著)
日経BP社


世界中で、色んな人が、世の中を変えるために動いていることが分かる。

国をつくるという仕事

2009年後期授業の中で、企業の社会責任(CSR)と途上国ビジネスをテーマにして調べていたので、途上国支援、BOP、ソーシャル・ビジネス、社会起業家、、、そんな関係の本をいくつも読んだ。
今からそれらをあげていきたいと思う。

国をつくるという仕事
西水 美恵子 (著)
英治出版


前・世界銀行副総裁。日本人にそんなすごい人がいたなんて知らなかった。本当に世の中知らないことだらけである。
国際機関からの立場であるけれども、この本は様々な国での活動の様子やエピソードが書かれていて感動をも覚えた。
この本の中で知ったもう一人。ブータン国王 雷龍王。「国民総幸福量」を謳った人である。彼の考えや姿勢はただただ感服するばかり。人生の中で必ず一度ブータンを訪れてみたい。

アフリカ・レポート -壊れる国、生きる人々

もう一つ続けてアフリカに関する本。

アフリカ・レポート -壊れる国、生きる人々
松本 仁一(著)
岩波新書


こっちの方が、松本さん自身が体験したことをありのまま綴られていて、より読みやすいかもしれない。
この本は南部アフリカを中心に書かれているが、ケニアに行った知り合いの人がこの本を読んでその現状にビックリしていた。私は、驚いた知り合いにビックリした。私の知るアフリカは、この本の中の通り(私自身も、南部アフリカの様子を体験した一人ではあるのだけれど)。アフリカでも違うものなんだなと感じた一瞬だった。

アフリカ21世紀―内戦・越境・隔離の果てに

私の好きなアフリカ。その現状をNHKが取材し、まとめたこの本。
ずっと一度読んでみたいと思っていた。

アフリカ21世紀―内戦・越境・隔離の果てに
NHK 「アフリカ」プロジェクト(著)
日本放送出版協会


様々な問題にもがき苦しみ、それでも闘っている人々(国)の様子が書かれている。アフリカに興味ある方は一度是非。

朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力

友達が貸してくれたもう一冊。


朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力
永井 孝尚(著) 
秀和システム 


これは、物語調になっていて非常に読みやすかった。主人公の女性が、希望だったマーケティング部に配属されるところから話が始まる。叔父さんのアドバイスをもらいながら、一からマーケティングとは何か、どうしたらいいのかを学んでいく。あまり深くは突っ込まれていないが、ポイントを押さえるのに分かりやすい話の内容であった。

「買いたい人」を絞り込みリピート購買を増やせ!―カタリナ流ターゲット・マーケティング

ビジネス書をよく読んでいる友達に「マーケティングに関する本を貸して欲しい」と頼んだら化してくれた本。


「買いたい人」を絞り込みリピート購買を増やせ!―カタリナ流ターゲット・マーケティング
若林 学(著) 
ダイヤモンド社 


レジ・クーポンなど、POSシステムと連動した絞り込みマーケティングの現状と可能性が書かれていた。最近目にしているものが、このように考えられ、マーケティングされているのかということを知れて非常に面白かった本である。

ザ・プロフェッショナル

友達に勧められて読んだ本。
私は、大前氏が実はすごく有名な人だということに、今回初めて知った。恥ずかしい。。。日本版ドラッカー氏のような人に値する感じだろうか!?

ザ・プロフェッショナル
大前 研一(著) 
ダイヤモンド社 


従来のやり方や成功事例にとらわれ過ぎないこと。確かに納得。世の中は日々変化している。

The Choice ザ・チョイス -複雑さに惑わされるな!

私が読んだシリーズ最後の本。でも、まだまだ続いているようである。。。すごい。


ザ・チョイス -複雑さに惑わされるな!
エリヤフ・ゴールドラット著 三本木 亮訳 岸良 裕司監)
ダイヤモンド社


本の中で、お父さんと息子との人間関係にもTOCの論理が使われていた。そう、何事にも応用できるんだということに感心した。
物事は複雑であれば良いというわけではない。シンプルに考える。

Neccesary But Not Sufficient チェンジ・ザ・ルール!

第3段。


チェンジ・ザ・ルール!
エリヤフ・ゴールドラット著 三本木 亮訳
ダイヤモンド社


ERPシステムを通して、業務のルールを変えることの必要性を訴えている。新しいシステムを開発するに当たり、重要なこと、その進め方の勉強になる。

Critical Chain-なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

ゴールドラット博士の4作目である。


クリティカルチェーン -なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
エリヤフ・ゴールドラット著 三本木 亮訳
ダイヤモンド社


テーマはTOCによるプロジェクトマネジメント。
MBAの授業を通して、プロジェクトの進め方を説いている。様々な業種からきた(社会人)生徒達が実際に仕事上ぶちあたっている問題通してプロジェクトマネジメントの手法を説くという話の展開になっているところが、非常に読みやすかった。