なんと、パーソナルコンピュータの父とも言われる「アラン・ケイ氏」の講演を聴く機会に恵まれた!!
とは言え、それまであまりアラン・ケイ氏を知らなかった私。。。すみません。※まだ知らない方、ここを見て下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4
今では当たり前のように聞くオブジェクト指向。1970-80年代にその画期的な考えを提唱し、それに基づいてSmalltalk言語を開発された人である。今回の講演でも、IQよりもKnowledgeよりも大事なものは、Outlookであるとお話されていた。「Outlook give you point of view」
今あるものにこだわらず、色んなものを見て、考えて、先を見通す、見通そうという気持ちが大事なのだと思う。
ちなみに、アラン・ケイ氏はSqueakという言語も開発している。このソフトウエアでは誰でもプログラミングできるので、主に学校教育を対象にして研究が進められ活用されている。Squeakを使って先生が生徒用にメディアを創ったり、生徒がコンピュータ科学だけでなく数学や科学について学んだり。京都でも京都大学を共同でアランケイプロジェクトが発足され、京都内の学校にてSqueakを用いた教育が取り入れられている。
非常に視覚的に学ぶことができ、操作も分かりやすいので、今まで現存するソフトウエアはどうも苦手だという人も比較的やりやすいのかもしれない。途上国に行っていた際にこれを知っていれば活用したのに。きっと彼らはかなり興味を示したに違いない。
ちなみに、この講演の際に売られていた本を買ってしまった。
Powerful Ideas in the classroom
using Squeak to Enhance Math and Science Learing
B.J Allen-Conn & Kim Rose
でも、残念ながらAmazonでは売っていないらしい。関連する本を上げておきます。
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1 comment:
こんにちは、はじめまして。
紹介していただいた「Squeakプログラミング入門」の監修者です。ただ、この本は子供向けのEtoysではなく、Smalltalkプログラミングの本なので注意が必要です(Stephaneさんのもそう)。
Powerful Ideas in the Classroomを扱っているネットショップがありますのでご紹介します。
http://www.academianetwork.co.jp/service/index.html
ここでは他のSqueak関連商品も売っています。「子どもの思考力を高める「スクイ―ク」」というのが、この本の邦訳で一般の書店で手に入ります。
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