これも授業で読む必要が出てきた本。
「天才組織」をつくる グレート・グループを創造する15の原則
ウォーレン・ベニス、パトリシア・ウォード・ビーダーマン著
日本能率協会マネジメントセンター
この本は、「一人の天才にできることよりも天才たちの力を結集したグレート・グループが達成することの方が優れている」という考え方に基づいて、七つの事例を研究し、とりまとめられたものである。事例では、ディズニー、マッキントッシュ、クリントン選挙対策チームなどが取り上げられている。
様々な事例があげられているので、非常に興味深い。これらの事例を読んでいる中で、グレート・グループには、①若手 ②優秀な人材 ③協調性がある人達が集まっていること。そして、これらをまとめるリーダーは、情熱と信念でもってメンバーをまとめあげ、彼らの個々の能力を最大限に発揮させる。自らやるというよりは、彼らを後ろからバックアップするような存在であることが分かる。
ただ、一つ言えば、一つの事例の中でも様々な人間が出てきて、様々な出来事が起こっているため、少々話のすじを読み取るのが難しい。どんな偉業を成し遂げたのか、一体誰がグレート・リーダーなのかよく分からなくなる。
もう一度読んでみると変わるかもしれない。
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