更に引き続きダン・ブラウンの小説。今度は、ラングドンシリーズではないがこれもある奇怪な事件へと引き込まれていく。
デセプション・ポイント
ダン・ブラウン著 越前敏弥訳
角川文庫
アメリカ国家偵察局(NPO)局員のレイチェルは、直々に大統領から呼び出され、NASAが大発見をしたので彼女の目で確かめて欲しいという。そして舞台は北極へ。氷棚に埋まった巨大な隕石から等脚類の化石が大量に発見され、これは地球以外にも生物が存在する証拠であり、まさに世紀の大発見となる。しかし、レイチェルは科学者チームと調査を進めるうちに驚くべき謀略の深みへとはまっていく、、、
アメリカの様々な機関が登場してくるのだが、私はなにより隕石・地球外生命に関する様々な見解を読めるのが楽しかった。そして、最後の展開がなかなか見えてこないところも、最後までドキドキ・ハラハラさせられた。常に誰か首謀者なのか考えながら読んでいくのはしんどかったが、面白いところでもあった。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment