仕事と学校が始まり、本を読むスピードが遅くなったので、以前に読んだ本で好きな本をあげてみる。
ダ・ヴィンチ・コード
ダン・ブラウン著 越前敏弥訳
角川文庫
物語は、ルーヴル美術館の館長が異様な死体で発見されたことより始まる。館長は、レオナルド・ダ・ヴィンチの最も有名な素描<ウィトルウィウス的人体図>を模した形で横たわっていたのだ。そこで、館長と会う約束をしていたハーバード大学教授ラングドンが、警察より操作協力を受け、館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーと共にこの事件の謎を解いていく。
この小説が映画化されブームになっていた頃、私は日本に居なかった。しかし、日本にいる私の元会社の上司が送ってくれた。読み始めてすぐにその虜になった私。なんと2日間で読み上げた!!(通常の生活をしながら)
様々な歴史的美術作品や建築物、場所や象徴などに隠されたメッセージを読み解いていく様子に非常にひきつけられた。私は元々推理小説が好きな方なのだが、自分が知っている作品に対してこのような解釈もあったのかという新しい発見がいくつも出てきた。(著者は、実際この本を書くために調査を行い、残された文書にある事実に基づいてこの小説を書いている)
映画を後で観たが、時間が限定されているため、謎の解釈が飛ばされている箇所がいくつもあった。絶対、本で読むことをお勧めする。上・中・下巻をまとめ買いしていただきたい。
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