今回、彼女のリーダーシップ ケーススタディをまとめることにした。
何故、彼女に注目したのか。やはり彼女がアフリカ ケニア出身の女性であることが大きい。私は、アフリカときってもきれないのだと思う。
「モッタイナイで地球は緑になる」
ワンガリ・マータイ著 福岡伸一訳
木楽舎
「UNBOWED へこたれない ワンガイ・マータイ自伝」
ワンガリ・マータイ著 小池百合子訳
小学館
ワンガリ・マータイさんは、77年からグリーンベルト運動(GBM)を通じて、植林をすることによる持続可能な開発の推進に取り組んだ人物である。そして、アフリカ人女性とした初のノーベル平和賞を受賞した人である。アメリカ留学やその後の祖国ケニアでの大学教授としての生活の中で、人権問題やジェンダー問題など様々な問題に立ち向かってきた彼女の人生がこれらの本にまとめられている。
彼女の名前はずっと前から(おそらくノーベル平和賞を受賞した際)知っていたが、彼女がどのようなことを成し遂げたのかはよく知らなかった。この本を読み、幾度となく困難な状況に陥っても前向きにやっていく彼女の姿に感動を覚えた。いくつも頭に残った言葉がある。
「私はおのれの良心に従い、正しいことを行っていた」
(ワンガリ・マータイ著 福岡伸一訳, 『モッタイナイで地球は緑になる』(2005),木楽舎,P41,L10)
「問題を理解することと、その問題について何か行動を起こすのはまったく別のことだ。だが私の関心は常に、解決策を見つけることにあった。(略)できないことを心配するよりも、できることを考えるのだ。」
(ワンガリ・マータイ著 小池百合子訳, 『UNOWED(へこたれない』(2007),小学館,P201,L0)
その他様々な彼女の言葉からも、自分が励まされている思いがした。
彼女の素敵さを伝えるためにもう一つ。
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