仕事でサイトを構築して運営するようになり、さて作ったはいいけどこっからどうするかなーと思って読んでみた本。この手の本はすごくたくさんあるのだけれど、やってみないと分からないことだと思うので、ひとまず「入りやすい」「読みやすい」と念頭に置いて2冊選定。
できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術
大内 範行 (著), できるシリーズ編集部 (著)
インプレスジャパン
現場でプロが培った Google Analyticsの使い方 (WEB PROFESSIONAL)
中野 克平 (著)
アスキー・メディアワークス
いくつか実践的な内容が書かれていた。
Google Analyticsにある項目の説明と見方が掲載。個人的には、もう少し具体例があると分かりやすいのになぁと思う、○○になってたら、△△を見て、××を考えてみるとか、、、。まぁ、それは一概にはなんとも言えないのかもしれない。
いくつかやってみたい内容があったので、これから少しずつ実践して様子を見てみるつもり。
Saturday, October 30, 2010
エコノミスト 南の貧困と闘う
開発経済関係の本で、どうしてもこれだけは早く読んでおきたかった本。先日、「傲慢な援助」を読んで、即効本を予約。
エコノミスト 南の貧困と闘う
ウィリアム イースタリー (著), William Easterly (原著), 小浜 裕久 (翻訳), 冨田 陽子 (翻訳), 織井 啓介 (翻訳)
東洋経済新聞社
今までいくつかの開発経済学の本を読んできて、納得させられたり、共感したり、色々と心を動かされてきた。しかし、私的には、この本が一番面白かった。しっくりきた気がする。それは、今まで他にも色々読んできて考えてきたからなのか、よく分からないけど。
人々のインセンティブが貧困などの問題を解決するために一番大切なことだ。この「インセンティブ」、私の気持ちから離れないだろう。
エコノミスト 南の貧困と闘う
ウィリアム イースタリー (著), William Easterly (原著), 小浜 裕久 (翻訳), 冨田 陽子 (翻訳), 織井 啓介 (翻訳)
東洋経済新聞社
今までいくつかの開発経済学の本を読んできて、納得させられたり、共感したり、色々と心を動かされてきた。しかし、私的には、この本が一番面白かった。しっくりきた気がする。それは、今まで他にも色々読んできて考えてきたからなのか、よく分からないけど。
人々のインセンティブが貧困などの問題を解決するために一番大切なことだ。この「インセンティブ」、私の気持ちから離れないだろう。
Friday, October 15, 2010
フラット化する世界
以前にベストセラーになった本、先日呼んだ「社会貢献でメシを食う」 の中でもあがってきていたので、読んでみることに。
フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
トーマス フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳)
日本経済新聞出版社
かなり太い本で、正直じっくりと文章を読めてないのだけれど、ITが普及したことによって世界中のどこででも誰でも発言したり仕事など物事ができるようになりどれだけ変わってきたか、その恩恵と脅威が書かれていた。
確か2006年に日本語の初版が、2008年が今回呼んだ増補改訂版が出ているのだが、出た頃に読んでおけば良かった、、、というのが最初に感じたところ。ここに書かれている事実が、今ではもう当然のように行われている。この状況を踏まえて自分はどうしていけばいいのか、早くに考える機会になっただろうに。
この本を読んで一番印象に残り考えたこと、、、それは世界がフラット化することが、本当にみんなにとっていいのかということ。
先進国の企業が中国やインドへアウトソーシングすることによって、企業はコスト削減と(時間が限られず)効率化を図れる。今まで途上国と言われていた国でも、ITの普及により自国内で仕事につける。一見、良いことばかりのように感じるが、先進国での仕事が減少し失業者を増やすことになるのではないか、途上国は今までになかった生活の変化がもたらされることが良いことなのか、そんな疑問が出てくる。
本の中でも、そんなことに触れられていた。しかし、ある経済学者は言う。一時的にはそのような現象が起きるだうが、長期的に考えると全体の発展につながると。(正確には少し違った表現だったが)
人の欲も含め、世の中の変化は留まることを知らない。次から次へと新しい展開が出てくる。大切なのは、その変化を受け止め、適用し、そして自分の居場所を見つけること、そして次なる発展を考えること。そういうことなんじゃないかなと、私は理解した。とにかく、もっとグローバルに考えられるようにならないといけない気がする。世界(地球)の中で、自分がどうできるか。
最後に、とはいえ人ややっぱり信頼で成り立つものなんだろうな。ITに関わるなら、直接顔の見えない相手とどうやってその信頼を築けるかも大切な要素なのかもしれない。
フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
トーマス フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳)
日本経済新聞出版社
かなり太い本で、正直じっくりと文章を読めてないのだけれど、ITが普及したことによって世界中のどこででも誰でも発言したり仕事など物事ができるようになりどれだけ変わってきたか、その恩恵と脅威が書かれていた。
確か2006年に日本語の初版が、2008年が今回呼んだ増補改訂版が出ているのだが、出た頃に読んでおけば良かった、、、というのが最初に感じたところ。ここに書かれている事実が、今ではもう当然のように行われている。この状況を踏まえて自分はどうしていけばいいのか、早くに考える機会になっただろうに。
この本を読んで一番印象に残り考えたこと、、、それは世界がフラット化することが、本当にみんなにとっていいのかということ。
先進国の企業が中国やインドへアウトソーシングすることによって、企業はコスト削減と(時間が限られず)効率化を図れる。今まで途上国と言われていた国でも、ITの普及により自国内で仕事につける。一見、良いことばかりのように感じるが、先進国での仕事が減少し失業者を増やすことになるのではないか、途上国は今までになかった生活の変化がもたらされることが良いことなのか、そんな疑問が出てくる。
本の中でも、そんなことに触れられていた。しかし、ある経済学者は言う。一時的にはそのような現象が起きるだうが、長期的に考えると全体の発展につながると。(正確には少し違った表現だったが)
人の欲も含め、世の中の変化は留まることを知らない。次から次へと新しい展開が出てくる。大切なのは、その変化を受け止め、適用し、そして自分の居場所を見つけること、そして次なる発展を考えること。そういうことなんじゃないかなと、私は理解した。とにかく、もっとグローバルに考えられるようにならないといけない気がする。世界(地球)の中で、自分がどうできるか。
最後に、とはいえ人ややっぱり信頼で成り立つものなんだろうな。ITに関わるなら、直接顔の見えない相手とどうやってその信頼を築けるかも大切な要素なのかもしれない。
Friday, October 8, 2010
アフリカを食い荒らす中国
アフリカの中国進出に関して調べたかったので選んだ本。
アフリカを食い荒らす中国
セルジュ・ミッシェル (著), ミッシェル・ブーレ (著), 中平 信也 (翻訳)
河出書房新社
内容はアフリカでの中国人の様子をこれでもかというくらいよく書いている。よくここまで調べたなぁと関心する。
実際アフリカに行ったことのある身として、アフリカでの中国の勢いはすごいのを感じる。
私が行っていた国では、西洋諸国からは見放されていたが、政府は中国と友好関係築いていた。知り合いが働く会社には中国人が必ずいた。彼らはどこにでもいてビジネスをしていて、そのタフさには頭が下がる。
ただ、アフリカの文化になじもうとしていなかったのも事実。英語を話す中国人はほとんど見なかった。街(町)中の日常生活で彼らを見ることもなかった。しかし、会社と中国料理店にいけば、団体様でいる。中国人だけで行動しているようだった。
関心する面がある半面、これから長い先を考えるとアフリカの人達ともっと混ざってもいいんじゃないかなと思っていた。
基本的にはそう思うけど、この本を読んでいて国の発展には中国のようなやり方も必要なのかなぁとも思えてくる。
ただ、日本語タイトルが少し行き過ぎているような。。。
アフリカを食い荒らす中国
セルジュ・ミッシェル (著), ミッシェル・ブーレ (著), 中平 信也 (翻訳)
河出書房新社
内容はアフリカでの中国人の様子をこれでもかというくらいよく書いている。よくここまで調べたなぁと関心する。
実際アフリカに行ったことのある身として、アフリカでの中国の勢いはすごいのを感じる。
私が行っていた国では、西洋諸国からは見放されていたが、政府は中国と友好関係築いていた。知り合いが働く会社には中国人が必ずいた。彼らはどこにでもいてビジネスをしていて、そのタフさには頭が下がる。
ただ、アフリカの文化になじもうとしていなかったのも事実。英語を話す中国人はほとんど見なかった。街(町)中の日常生活で彼らを見ることもなかった。しかし、会社と中国料理店にいけば、団体様でいる。中国人だけで行動しているようだった。
関心する面がある半面、これから長い先を考えるとアフリカの人達ともっと混ざってもいいんじゃないかなと思っていた。
基本的にはそう思うけど、この本を読んでいて国の発展には中国のようなやり方も必要なのかなぁとも思えてくる。
ただ、日本語タイトルが少し行き過ぎているような。。。
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