Wednesday, September 22, 2010

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか

先ほどの「ウェブで学ぶ」があまりにも面白かったので、まだ読んでなかったこの本もご購入。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか
梅田 望夫 (著)
ちくま新書


ウェブ時代をいく私たちに向けた三つの言葉が載っていた。
・「Only the Paranoid Survive」(病的な心配性な人だけが生き残る)
 経営者アンディ・グローブ(インテルをゼロから世界一に育てた人)の座右の銘
 このくらいの緊張感で事に処する者だけが、厳しい競争を生き残ることができるという意味。
 激しい環境変化の中を生き抜くには、神経を研ぎ澄ませ、緊張感に溢れたリアリズムで自らを見つめ、創造につながる直感を磨きつづけなければならない。
・「Entrepreurship」(アントレーナシップ)
 真髄は、「自分の頭で考え続け、どんなことがあっても絶対にあきらめない」ことに尽きる。
 手探りで困難に立ち向かうマドルスルー(泥の中を通りぬける)のプロセス自体を、心が楽しんでいなければならない。「好きということのすさまじさ」の度合いが競争力の源泉になる。
・「Vantage point」(見晴らしのいい場所)
 その分野の最先端で何が起きているのかを一望にできる場所にけば、同じ道を疾走してきた人たちとも出会って切磋琢磨できる。

ウェブ時代では、リアルだけではないネットの世界も自由に行き来しながら創造的に生きること。だからこそ、自分を信じ、好きを貫く人生を送ること。本当の幸福とは、そういう心の在りようにこそある。と著者は言う。
自分の道・生き方にいつも悩んでいる私。少し気持ちが晴れたような気がした。
自分の道を決めるのは自分である。

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