今、学校が休みなので、以前から興味あった本を読むことに。
発展途上国におけるビジネスを実現している社会起業家の関係。
その第一弾。図書館で偶然的に見つけた本。
世界を変える人たち
デービット・ボーンステイン
井上英之監訳 有賀裕子訳
ダイヤモンド社
「社会起業家」とは、社会変革の担い手として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。(ウィキペディアより)この本では、社会起業家の支援組織である「アショカ」が後押しする社会起業家たちを紹介している。
私は、途上国でITを上手く活用できないかということに関心があるので、途上国とITに関係ある社会起業家の話が特に印象に残った。
例えば、カメルーンの女性起業家サポート協会。生花栽培や手工芸など零細事業に携わる女性たちを、インターネットを介してヨーロッパの顧客に引き合わせている。他には、ブラジルのCDI(ITをすべての人に広める会)。貧しい国のスラム街にコンピュータ教育を広めた。なんとこのCDIは、フランチャイズのような仕組みで広がっている。地域のリーダーが教え手と開催場所を手配し、生徒を集め、開催プランと予算を示し、そのプランが現実的なものであれば、CDIはコンピュータとソフトウェアを貸し出し、先生を務める人達に研修をするというやり方。
これらの例に限ったことではないが、様々な困難な状況下でも工夫と努力によって、解決法を見出す。そのパワーには頭が下がる。決して自分はここまでできるとは思わないが、何か頑張る力みたいなものをもらった気がする。なかなか面白い。
今度は、グラミン銀行のムハマド・ユヌスの本を読んでみよう。
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