これは映画を知ってから読みたいと思った本。
元々途上国に対して非常に関心がある私。これは読まなければと思いました。
「闇の子供たち」梁石日著 幻冬舎文庫
貧困に喘ぐアジアの国、タイ。
貧しい村に生まれた幼い子供達は売られ、各国から来る富裕層の性的玩具となる。
幼児売春、臓器売春。冷淡な現実と人間の恐怖を描いている。
とにかく衝撃的な話でした。少々気持ち悪くなるくらい。
たとえ多少誇張して内容が書かれているやもしれませんが、やはり現実的に近いことは起こっていると私は思います。
私自身、途上国と言われる国で過ごした経験が少なからずあり、その日の食事にも困る人達を目の前にしてきました。日本に生まれた自分は、食べるものにも困らず、人生においても色んな選択肢を持っていた。しかし決してそう人ばかりではないということにショックを受け、なんとかしたいと思い、でも自分一人ではどうにもならなず。ジレンマを感じずにはいられません。
ただ、少なくとも事実を知ることは大切だと思います。そこから目を背けてはいけない気がします。この本を読んで更に強くその感じました。
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